野菜現状です

2017.02.28

画像

野菜を食べた方が良いと認識している人はほとんどな反面、その実、何故野菜を食べるべきなのかについての理由を説明できる人は少ないのが現状です。其の理由は何処にあるのでしょうか。考えられるのは、「栄養学に対する知識が不足している」事です。

何故、野菜を食べるべきなのかと言うと、率直に、栄養バランスが優れているからに他なりません。
具体的には、野菜には豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、大腸癌を抑制する効果もあるとされています。勿論、食物繊維だけではありません。癌の予防という意味で言えば、カリウムや抗酸化ビタミンなども野菜に含まれています。
三大生活習慣病のうち、特に注意したい癌を予防できる栄養素が含まれているという事からも、野菜は日常的に食べるべき食物なのです。

また、免疫力や抗酸化力を高める機能成分「フィトケミカル」も含まれており、日常的に食しても低カロリーのため太りにくいという事もあります。ご存知の通り、酸化は病気や老化の原因と成ります。野菜は、高血圧や糖尿病、動脈硬化、そして肥満をも防ぎます。

このように、野菜を食べるべき理由を自分の口から言えるようになると、食卓に並ぶ野菜の量も増えるはずです。
大人は勿論、子供のうちから野菜および栄養学に関する知識を身に付けることが出来れば、私たちの身体は更に健康体になるのではないでしょうか。

まずは、野菜に対する知識を習得する事。栄養学という観点から食事を見直し、日々の生活にも生かしていく事。
その結果、日常的に野菜を食べるようになり、病気とは無縁の生活に近付くのも夢ではありません。是非改めて、野菜を採るようにしましょう。